※これは、映画の詳細情報が公開された2017年3月25日以前の記事になります。期待を込めた予想を含む部分がありますので、ご理解いただいた上でお読みください。
ビジュアル公開!
追記 2017/07/11
小夜になるはずだったもう一人の少女の物語
R15+作品
この主演の青野楓さんについては、記事内で紹介しています。
第1弾特報映像!
カンヌ映画祭で本作が上映決定!!
追記 2017/05/18
▼映画『阿修羅少女~BLOOD-C異聞』についてまとめたページを用意しました。
ゲームが原作、または原作付きゲームに触れたご縁から、同名タイトルの舞台や映画を紹介しています。ゲーム周辺の文化を知っていただけたら幸いです。
BLOODシリーズは多くの映像作品やゲームがリリースされていることから、このサイトで扱っています。
(画像出典)
映画『阿修羅少女~BLOOD-C異聞』公式サイトおよび公式Twitterより
映画『阿修羅少女~BLOOD-C異聞』発表内容
“阿修羅少女”と書いて、”アシュラガール“と読むようです。
第1弾CM
2017 年初秋 テアトル新宿 他、全国公開
2017年1月に公演された、奥秀太郎氏演出のミュージカル『英雄伝説 閃の軌跡』において、このCMが流れたそうです。(主演 青野楓氏のTwitterより)
CAST
主演 青野楓
松村龍之介/古田新太/宮原華音
坂井真紀/手塚とおる/八神蓮/田中要次/水野美紀
郷本直也/滝川英治/南圭介/結城貴史/友常勇気/石渡真修/中山孟/時光陸/古波倉要/宮城紘大/吉川麻美/白柏寿大/銀粉蝶
※色つきのキャストは、過去に株式会社NEGAが制作した舞台に出演した方々です。またその他の方も監督 奥秀太郎氏の映画に出演されていたり、交流があった方も含まれています。
STAFF
監督 奥秀太郎
原作 Production I.G / CLAMP
脚本 藤咲淳一
音楽 中尾憲太郎
撮影 与那覇政之
美術 中島義明
録音 白取貢
アクションコーディネーター 藤田けん
プロデューサー 奥村千之介(株式会社NEGA)
撮影期間
2016年 6月~12月
撮影場所等
一部のロケは埼玉県深谷市で行われ、爆破シーンで使用されました。
公開時期
2017年 初秋
公式サイト
公式Twitter
※舞台『BLOOD-C ~The LAST MIND~』と同一アカウントを使用して運用していますので、公演当時の様子を知ることができます。
公式ハッシュタグ
映画『阿修羅少女~BLOOD-C異聞』 について考える
ここからは私 ARKの解説、および見解になります。公式発表ではありませんのでご注意ください。当記事は詳細情報の発表前の記事となります。実際の映画と、当方の見解とが異なる箇所があっても、このまま残しますので、ご了承ください。(記事公開日:2017年1月6日)
まずBLOODシリーズには複数ありますが、ここでは映画のタイトルでも使用されている“BLOOD-C”作品についてのみ言及しています。
さてタイトルに含まれている”BLOOD-C”という言葉。”BLOOD”ではなく、”BLOOD-C”です。そう、”BLOOD-C”といえば、アニメ『BLOOD-C』のことを指し、考えられたアクションと、猟奇的な演出が印象的な作品です。とくにアニメの生々しいシーンは物語とは別に話題にあがることが多い作品です。
事実、映画のタイトルである、『阿修羅少女~BLOOD-C異聞』 の中に”BLOOD-C”という言葉が含まれていることから、世間ではその猟奇的な部分の再現がどうなるのか、という話題が多く見受けられます。
舞台『BLOOD-C ~The LAST MIND~』とは
この項で使用している素材は、舞台『BLOOD-C ~The LAST MIND~』のものとなります。今回の実写映画『阿修羅少女~BLOOD-C異聞』のものではありませんので ご注意ください。
舞台とシリーズの位置づけ
舞台『BLOOD-C ~The LAST MIND~』は、アニメ『BLOOD-C』と、その後に公開された劇場版『BLOOD-C The Last Dark』の間に位置する物語です。
アニメの物語が終了して、その後、どのような経緯があって劇場版につながるのか、という観点でもとても価値のある物語です。しっかりと舞台の終盤では、劇場版『BLOOD-C The Last Dark』につながる演出が盛り込まれていますので、ぜひDVDでご確認ください。
DVDは、 Amazon.co.jp または NEGA ONLINE SHOP 等の通販サイトで購入することができます。
舞台にご縁がなかった方は、これを機会にこのDVDをご覧になってみてはいかがでしょうか。 舞台では演出を務め、今回の映画では監督である、奥秀太郎氏の映像テクニックも拝見することができます。
舞台プロモーション映像
舞台公演の様子
舞台では物語に重点を置いたつくりになっていて、全体に流れる怪奇的な世界観はBLOODシリーズらしいもので、それにアクションで華を添えている印象でした。そこに人物の描写などが盛り込まれていたので、むしろ猟奇的な表現は控えめです。
このアクション。
配役についても、あえて空手有段者の役者を起用しているところに安心感があります。主人公である更衣小夜役の宮原華音氏、オリジナルキャラクタである蘭役の青野楓氏は普段から仲がよく、そして共に黒帯です。そんな彼女らがみせる刀を使いながらのアクションの掛け合いも、この作品の楽しみのひとつとなっています。
このように、この舞台はそれまでのBLOODシリーズや、“BLOOD-C”とは異なる、魅せる”BLOOD-C”をつくりだす意気込みを感じました。今回の実写映画化も歴史あるタイトルを解体して再構成する姿勢に、クリエイター(役者を含む)としての意欲を感じます。
詳しくは‥‥
当サイトで舞台について紹介していますので、そちらをご覧ください。
興業的な側面から映画のコンセプトを探る
▲舞台『BLOOD-C ~The LAST MIND~』の集合写真
先にも示したように今回の映画『阿修羅少女~BLOOD-C異聞』の役者やスタッフは、過去の舞台を手がけた方々が多く含まれています。また舞台『BLOOD-C ~The LAST MIND~』をはじめ、『P4U』、『攻殻機動隊』、『P4U2』 (公演順)などは、すべて株式会社NEGAが興業を行っています。それら舞台で活躍した馴染みのある役者が、今回の映画版でも起用されていることから、それまでの作品のテイストを大切にしているものと思われます。
これらの理由から単に「”BLOOD-C”を実写化する」という考え方とは、方向性が違うように思います。今回の映画は爆破シーンもあるようで、舞台では実現できなかったシチュエーションを用意しているのではないかと今から楽しみです。
青野楓氏(蘭役)と宮原華音氏(更衣小夜役)の配役
舞台で主役であった更衣小夜を演じた宮原華音氏が後退し、青野楓氏が主演と告知されていることも注目です。役者とキャラクタのイメージがあると思うので小夜の配役が気になるところですが、実は宮原華音氏が更衣小夜役であることがご自身のブログで触れられています。
そのような背景から、おそらく青野楓氏は蘭役ではないかと思います。
映画のイメージ画像をみると、このシルエットは小夜であることは明らか。しかし主演は青野氏。このアンバランスな関係から、個人的な見解ではありますが、小夜にみえるのは蘭が化けた姿、またはクローンの小夜なのではないかと、楽しみながらひそかに考えています。
▲蘭役の青野楓氏
▲更衣小夜役の宮原華音氏
▲更衣唯芳役
(滝川英治氏)
▲七原文人役
(南圭介氏)
▲網埜優花役
(吉川麻美氏)
▲蒼円役
(松村龍之介氏)
▲陽役
(石渡真修氏)
ここに掲載している役者は舞台『BLOOD-C ~The LAST MIND~』に出演された方々で、今回の映画『阿修羅少女~BLOOD-C異聞』のキャストでもあります。奥秀太郎氏(舞台演出/映画版では監督)の多くの作品に出演されています。
映画『阿修羅少女~BLOOD-C異聞』は、いろいろな見どころを感じる作品で今秋の公開が楽しみです。
当サイト:舞台『BLOOD-C ~The LAST MIND~』の特集ページ
詳しくは当サイトの特集ページをご覧ください。
青野楓さんのTwitterから
左から、宮原華音氏(更衣小夜役)、青野楓氏(蘭役)、吉川麻美氏(網埜優花役)。
※()内は舞台版の役。
おはようございます!昨日は映画 阿修羅少女 の出来立てほやほやを観てきました😊公開が楽しみです。このチームに会うとほっとする pic.twitter.com/MeUkcm7TIu
— 青野 楓 (@kaede_aono) 2017年3月3日