今回使用したフライヤー(チラシ)は、PC-8801の末期にエニックスより発売されたAVG『ジーザス2』で、A4版サイズの横向きに両面印刷されています。同作品はのちにPC-98版、X68K版と発売されますが、このフライヤーは初出機であるPC-88版についてのみ書かれています。
ゲーム作品についての紹介は別の機会に行うとして、ここではその販促用のフライヤーの飾り方についてお話しします。
フライヤーの画像化
フライヤーをスキャンして、色合いに注意しながら画像化します。データ化されたフライヤーはパソコンでも観ることができますが、ここでは飾るためにあえて印刷します。
そして離れたところからでも図柄の様子がわかるように、すこし濃く出力しているので、オリジナルとは多少異なる色合いになっています。
フライヤーのインテリア化
フライヤーの原本はA4版と大きいので、2L版にミニチュア化して、フォトスタンドに収めて飾りました。ポスターフレームの場合、壁掛けになってしまうので、この方法をとれば卓上でいつでもお気に入りのフライヤーを近くに置いておくことができます。
(おまけ)強烈な折り目が残念
当時パソコンショップの設置スペースの都合なのか、フライヤーはきれいに半分に折ってありました。そのため中央に筋がついていて痛々しいかんじです。
ウラ面の仕様の記載からPC-88版向けの案内であることがわかります。2D、6枚組、V2モード、2ドライブ、サウンドボードIIなど、どれも88らしい用語が並んでいます。
(おまけ)『ジーザス2』 パッケージとゲームディスク
デジタル8色で描き込まれたグラフィックや、PCM音源を使ったサウンドボードIIの楽曲など、88の機能を存分に使用した演出が魅力のAVGです。
1991年3月24日発売でした。
いつかこの作品について紹介したいと考えています。