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舞台『P4U2』のDVDが発売されます|11/25

正式名称は『ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド』で、略称は『P4U2』となります。
当サイトで紹介している、今年7月に公演された、舞台『P4U2』の公演映像がDVDで発売されます。

舞台『ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド』

発売日 2016年11月25日
価 格 8,640円(税込み)
DVD仕様 / 特典等
※予約形態等により3つのバージョンがあります。
会場でのみ申し込み可能

「劇場限定版DVD」
・劇場限定仕様パッケージ
・場面写真5枚セット
・オリジナル楽曲CD
・非売品特典DVD(特典映像A/B/C)

通販公式サイトから予約

「公式サイト予約DVD」
こちらのサイトから
・通常版
・オリジナル楽曲CD
・非売品特典DVD(特典映像B)

一般販売店での購入

「通常版」
・特典なし

DVD収録公演日 2016年7月10日
DVD収録時間 115分
舞台公式サイト http://www.negadesignworks.com/p4u2/
通販公式サイト http://negaonlineshop.com/?pid=106350277
舞台公式Twitter @P4USTAGE

Gallery:劇場限定版DVDパッケージ

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当サイト:舞台『P4U』と『P4U2』の特集ページ

詳しくは当サイトの特集ページをご覧ください。

キャスト|P4U2

特集|舞台『P4U2』
P4U2トークイベント
キャスト|P4U2

キャスト

南圭介 as 鳴上悠

hero

 

宮城紘大 as 花村陽介

yousuke

 

滝川英治 as 巽完二

kanzi

 

青木志貴 as 天城雪子

yukiko

 

小市眞琴 as 里中千枝

chie

 

麻生夏子 as 久慈川りせ

rise

 

浅倉結希 as 白鐘直斗

naoto

 

田野アサミ as 桐条美鶴

mituru

 

宮原華音 as アイギス

aegis

 

青野楓 as ラビリス

rabiris

 

吉川麻美 as エリザベス

erizabes

 

友常勇気 as 皆月翔

minaduki_2

 

真殿光昭 as 足立透

adachi

 

藤岡沙也香 as 斉川菊乃

 

 

藤原祐規 as 真田明彦
3D映像出演

 

 

本多章一 as 幾月修司
3D映像出演

 

キャスト|P4U

特集|舞台『P4U』
キャスト|P4U
感想

キャスト

南圭介 as 鳴上悠

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平野良 as 花村陽介

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滝川英治 as 巽完二

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小市眞琴 as 里中千枝

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(ARK注)当初キャストが予定されていた伊瀬茉莉也氏の降板のため、小市眞琴氏に変更になりました。
※宣材写真の公式ツイートはありません。

麻生夏子 as 久慈川りせ

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青木志貴 as 天城雪子

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浅倉結希 as 白鐘直斗

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田野アサミ as 桐条美鶴

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藤原祐規 as 真田明彦

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宮原華音 as アイギス

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青野楓 as ラビリス

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吉川麻美 as エリザベス

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岡口愛美 as クマ

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感想

特集|舞台『P4U』
キャスト|P4U
感想

舞台『P4U』を拝見しました

舞台装置

ステージ上でまず目に留まるのが、開帳場または百屋舞台と呼ばれる床が傾斜している装置(欄外Twitterの写真参照)。これは奥へ行くほど高くなり客席側が低く設定されているため、観客から人物が重ならないようにみえるつくりになっている。このアングルのおかげで複数人が入り乱れて戦うシーンでは全体が見渡せ、迫力があるバトルの様子を体験できる。またスクリーンへの映像投影も多用され、あらかじめ録画された映像やペルソナや、そのシーンの背景が映し出されることに活用されている。

物語

冒頭は舞台ならでは、といった演出で客席から現れる武装集団に、サイレンが鳴り響き空港がジャックされるシーンからはじまる。そして桐条美鶴(田野あさみ氏)やアイギス(宮原華音氏)、真田明彦(藤原祐規氏)が現れ、この状況を制圧。こんなかんじで導入部から盛り上がりをみせる。
同時に場面は主人公 鳴上悠(南圭介)が田舎に到着したシーンに切り替わる。先ほどの空港の事件と、この鳴上のふたつの視点で物語が進行する。静と動のシーンをうまく使い分けた描写が印象的だった。

テレビの中という異世界での物語ということもあり全体的に不気味でトーンが暗いが、本シリーズの軽快なノリも相まって仲間同士の楽しそうな雰囲気がよく伝わってくる。また友情を中心に置いたシーンが多いなか、特にみんなで一丸となって強敵に立ち向かうシーンはアツい。そして物語全体に流れるラビリス(青野楓氏)にまつわる悲しいエピソードは涙しながら演じる姿もあって、観客もすすり泣いていた。

物語の予備知識が必要かと

舞台や本編ではない作品メディアでは物語の進行に関係のない情報はできるだけ省きたい考えがあるだろうが、原作付きの作品はぜひ、オリジナルを体験した後にご覧になることをお勧めする。前提となっている設定について簡単に触れさせていただく。より深く舞台を知るための知識として参考にしていただければ幸いである。叔父や従妹である菜々子の存在や、花村陽介(平野良氏)が想いを寄せていた小西早紀の死、りせ(麻生夏子氏)がアイドルであるということ、男子の格好をしている白鐘直斗(浅倉結希氏)が探偵であり、そして実は女性であること等々、これらの情報が前提となっているシーンもあるため、押さえておきたい知識ではある。また原作の彼らの人間関係の様子も見どころ。

格闘が主体の作品を、どのようなかたちで舞台として表現するのか、興味深く拝見しました。そして、この舞台を拝見したおかげで、全員の役者の方の名前を知ることとなり、以後のご活躍も理解が深まるようになりました。

特集|舞台『P4U』

公演は終了しました。
素敵な時間をありがとうございました。

ここでは2014年12月19日(金)から公演された、舞台『ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ』についての紹介をしています。(本サイトと主催団体とは関係ありません。 )

特集|舞台『P4U』
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感想

ここは舞台『P4U』のページです。
舞台『P4U2』のコンテンツをご覧になる方は【 こちら 】。

P4U『ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ』の略称となります。

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物語概要

ここでは舞台『P4U』に至るまでの物語経緯を、私 ARKの言葉で概要として記したいと思います。
アニメ『ペルソナ4 the ANINATION』は、オリジナルであるゲーム『ペルソナ4』を忠実に再現しているので、ここではどちらの作品をイメージされても結構です。

『ペルソナ4』の物語

『ペルソナ4』。
両親の都合により叔父の家で生活をすることになった高校2年生の主人公は、雨の日の夜に、消えているテレビに映し出された人物は殺人事件の犠牲者になるという噂を聞きつける。この、通称マヨナカテレビの謎を解明すべく、学園生活を送りながら、テレビの中に入って調査をしていく形で物語は進んでいく。友情や絆を中心に置いたテーマは心に残るエピソードが多い。

ざっくり解説!そもそも”ペルソナ”とは?

作品のタイトルにもなっている”ペルソナ”とは、自分の中にいる”もうひとりの自分”。能力者だけがこのペルソナを呼び出して操ることができる。戦闘時には自分自身とペルソナを召還して戦うことができます。

『ペルソナ4』から『P4U』へ

『ペルソナ4』の、そんな前提で始まる、『P4U』。
主人公は3年生になり再びこの地に。前作で解決したはずのマヨナカテレビに映し出されたのは、P-1グランプリなる格闘大会の番宣で、主人公らが出場選手として紹介されていた。
この真相を確かめるべくテレビの世界に入るが、そこは自分の言葉がねじ曲がり相手には挑発するように聞こえるという世界。そのおかしな現象が発端となってバトルが始まり、物語が展開していく。

舞台公演情報

公演日・開演時間

2014年12月19日(金)~12月23日(火/祝) | 全8公演

12月19日(金) 19:00
12月20日(土) 13:30 / 18:30
12月21日(日) 13:30 / 18:30(
12月22日(月) 19:00(
12月23日(火) 12:00 / 16:30
)トークイベントあり
・21(日) ゲスト 関智一氏
・22(月) ゲスト 大河元気氏

会 場

東京芸術劇場プレイハウス [公式サイト]トップページ / プレイハウス

出 演

鳴上悠‥‥南圭介
花村陽介‥‥平野良
巽完二‥‥滝川英治
里中千枝‥‥小市眞琴
久慈川りせ‥‥麻生夏子
天城雪子‥‥青木志貴
白鐘直斗‥‥浅倉結希
桐条美鶴‥‥田野アサミ
真田明彦‥‥藤原祐規
アイギス‥‥宮原華音
ラビリス‥‥青野楓
エリザベス‥‥吉川麻美

演出 / 脚本 / 音楽

奥 秀太郎 / 熊谷 純 / 目黒 将司(アトラス),喜多條 敦志(アトラス)

プロモーション映像

 

舞台の魅力とは

映画はBlu-rayやDVDとして手元に持っていたい。自宅で何度でも鑑賞したいし、自分のペースで観たいから。サウンドも周囲の騒音に左右されないようにヘッドフォンをして直接 体感したい。

舞台はそんな私の考えとは逆方向に向いていましたが、ほんの小さなご縁がきっかけで、この世界を知ることになりました。

このコーナーは、舞台について当初の私と同じところで足踏みをしている方がいましたら、ぜひ前に!という気持ちで書いてみました。
※私が拝見した舞台作品の様子についてのみ書かせていただいています。

会場の雰囲気・様子

会場によってクロークが用意されていたり、スタッフも機敏に対応してくれて、全体的にもてなす準備ができています。
また本当に作品を鑑賞したいという方が集まっているようで、静かで落ち着いた雰囲気が保たれています。そして公演時間途中の入場制限や、未就学児童の入場ができないなど、全体的に静粛な雰囲気が維持され、快適な環境で鑑賞することができます。

魅力1:ライブ感の体験

ステージ上でリアルタイムで進行するドラマ、そしてやり直しがきかない表現方法は臨場感を高めてくれます。役者の迫力ある演技も相まって、まさに目の前で起きている出来事を自分も共有している感覚にさえなれます。スピーカーから出力される効果音ではない生の音や、その表情や仕草も直接感じとることができます。

魅力2:原作との相違点の鑑賞

ゲームやアニメ、コミックが原作の場合、イメージづけられているキャラが実体となるので違和感があるかもしれません。またビジュアルに注目が集まるのは当然のことですが、むしろ役者がそのキャラをしっかり勉強していて、自分なりに解釈し完成させていることに驚かされます。もはや”演じている”のではなく、内面からキャラになっていて ひとりの人物として登場します。

▲舞台『攻殻機動隊ARISE:GHOST is ALIVE』 最終舞台稽古
2015.11.05 ゲネプロ時の映像

舞台ならではの補完

ステージという限られたスペースで物語が展開するため、すべてが観客席からの”俯瞰”という視点で観ることになります。またシーンの中でケガをしても血が出ることはなく、そこは舞台なりの作法のような感覚が必要で、観客が補完すべき情報となります。
とはいっても制約があるなか、アイデアで乗り越えているシーンも多くあり、私個人としては それが心地よくみえます。制作陣の悲鳴が聞こえてきそうなシーンも多いなか、難なくこなしているところは さすがプロと思えます。

舞台とは

他の映像作品とは異なる観点でみることができる新鮮な作品手法です。
目の前で展開するドラマから、役者や作品が近い存在に感じられ、より長く心に残るメディアであると思います。生身の役者が息を切らしながらリアルタイムでドラマを紡いでいくメディアは他にはありません。
ぜひ、ご覧ください。